PERについて

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本記事では個別株式投資において、一つの重要な指数であるPERについて説明します。
個別株を触る人にはほかにも重要な指数やテクニカルの見方も必要なところはたくさんあるのですが、まずは1つファンダメンタルの重要指標である「PER」について解説していきます。

PERとは?

「PER」とは株価収益率(Price Earnings Ratio)の英語表記の頭文字をとったものであり、今現在の株価が、現在の収益力の何倍の価格がついているかを表している数字になります。つまりPER20倍というのは、「現在の利益水準が今後も続くと仮定すると、20年で投資額を回収できる」という一つの目安を表しています。ただし、実際には企業の利益は変動し、将来期待も株価に織り込まれるため、単純に20年という意味ではありません。これを計算式に直すと以下のようになります。

PER = 株価 ÷ 1株あたりの純利益

上記のようになります。一株あたりの純利益は「EPS」(Earnings Per Share)と呼ばれており、当期純利益を発行株式数で割算すれば計算できます。

EPS = 当期純利益 ÷ 発行済株式数

また、会社の時価総額という、会社を丸ごと買ったらいくらになるか(つまり、100%その会社の株式を取得する価格)を決定する式が以下のようになります。

時価総額 = 株価 × 発行済株式数

ということは、PERの式の「株価」と「1株あたりの純利益」の分子と分母お互いに「発行済株式数」を掛け算して通分すると、下記の式が成り立ちます。

PER = 時価総額 ÷ 当期純利益

「当期純利益」は基本的に1年あたりの利益のことを指すので、最初に説明した、会社がその期を何回繰り返せば、会社を買い戻せるかを表す指標が「PER」になっていることがわかりますね!

PERはなぜ重要か

要するにPERには、「何年かけて今の投資分を取り返せるか」を確認する重要な意味があります。
ということは、PERが8倍とか10倍とか、もしかしたら5倍とかの、いわゆる「割安株」が「リスクもあるがチャンスもある」という考え方もあります。そのような投資家を「バリュー投資家」といいますが、当然個人の考え方次第なのでそのような投資方法もありだと思います。
ですが、そのように割安なものには割安な理由があるというのも考えたほうが良いということです。個別株投資というのは「利益当てゲーム」の側面が強いと筆者は思っています。ですので、高利益が期待されるのであれば、多少高PERの株も手を出してみるというのも、少し投機的な手法ですが、ハイリスクハイリターンとして手を出してみるのも悪くないと考えております。

他にもPERの使い方としては、同じような業種であれば、その中でPERを比較するという際の基準にもなります。

個別株投資は奥が深く、ぶっちゃけてしまうと前回記事で紹介したインデックスファンドを買うのが無難だと個人的には考えています。
一つの指標だけを見て、どの銘柄が良いとは言えませんが、一つずつ指標を確認していくことで、そのうちなんとなくこの会社はどうなのかというのが見えてくるので、重要な指数の一つとしての「PER」を紹介しました。

また、ファンダメンタル的な指標(次回はたぶんPBR)を記事として紹介していくので、よろしければ引き続きよろしくお願い致します。

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